四国のてっぺん本川の煎餅
いの町商工会会員の本川地区の事業所のおかみさん達は、衰退した地域産業をなんとか盛り上げようと、よもぎの葉っぱを焼き付けたお煎餅を作っています。
名付けて「吉野川源流せんべい」
仁淀川に慣れ親しんでいる私にとっては、「えっ?吉野川?同じいの町なのに・・」ととっさに感じたのですが、合併したいの町は広くて、土佐郡だった本川村を吾川郡いの町に取り込んだのですね。
土佐郡は土佐山村と鏡村はすでに、高知市へ吸収合併されて、本川村はいの町へ吸収合併されて、残るのは大川村と土佐町になっています。
大川村も土佐町も吉野川流域ですから、同じ土佐郡だった本川村に流れる川が吉野川であっても当然と言えば当然の話です。
本川地域の方は町方面へ買い物に行くとしたら、高知市やいの町ではなく、愛媛県の西条市へ行くほうが近いのです。ここは県境でした。
煎餅作りは今年3月から始めて、スーパーや道の駅などで売っています。
不定期に「そろそろ作ろうか」という声かけで、おかみさん達が7~8人集まって1日かけて何十キロも焼き上げます。
まだ採算が取れていないので、みんなボランティアです。
その場で作ったおかずを囲んで皆でお昼ご飯を食べながら「これだけお金が貯まった。けんどまだ採算取れてない」と通帳を共有して煎餅事業の将来に夢を描いて実に楽しく協力してやっています。
よもぎ取りも「今度は~へ行ってみようや。あそこの地区はもう誰も住んでないき、よもぎもきれいな。天気のえい日にお弁当持って行こうや」と、とにかく楽しく取り組むことをモットーとしているそうです。
誰も住んでない地区。限界集落になってだれも住まなくなった地区のようです。
でも、おかみさん達は実に前向きで、「田舎には財産がいっぱいある。ワサビが採れる時期にはワサビがよお(よく)売れた。たけのこもどっさり採れるし。煎餅には、ウドやモミジも付けて焼いてみよう。今年はチャーテの漬物も作って売ろうか」と、向上心のある人ばかりでした。
チャーテという野菜は吾北地区ではインド瓜と言いますが、一度植えると毎年勝手に生えてきて、実は鈴生りに沢山なり、作っている人は「誰かもらい手はおらんか」と生り過ぎて困るほどです。
写真は去年とったチャーテです。
今年はまだ取れる時期ではありません。
ところが、本川地区は、さすが、四国のてっぺん、冬の寒さが厳しくて、チャーテは毎年植えてやらないと自力では生えないそうです。
限り或るから大事にするのでしょう。
食べ物もいつでも沢山あり過ぎるから「飽食の時代」になったのだし、少ししかない、とか、この時期しかない、となると、有効活用が考え出される、知恵が生まれる。
煎餅用のよもぎも、年中採れるわけではないので、ウドやモミジといった発想が生まれています。
「吉野川源流せんべい」当店も販売します。
12枚入りが2袋、箱に入って767円(税込み価格)です。
宅配便で送る場合は日本全国一律557円の送料がプラスされます。
煎餅はよもぎの葉っぱを焼き付けたものと、四国山脈の風景を焼き付けたものと半々です。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/manzokuya-kogawa/r-001.html
フリーダイヤル0120-41-9972のお電話でもご注文賜ります。
せんべいをかじるとよもぎがほのかに香ります。
よもぎは鉄分やビタミンAを多く含み、クロロフィルが血液サラサラにするそうです。
よもぎせんべい食べたくらいで効用はないでしょうけれど、どうせ食べるお菓子なら、少しでも健康に配慮したものを身近に置くとか、こんな機会にお考えくださいね。
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